君とみたあの夏の流星群。
心配して来てくれた2人を追い出すなんて出来ないし、
もう、嘘をつきたくないから。
私は、碧都に話した時みたいに、病気のことを3人にも打ち明けた。
瑠奈ちゃんは、私の話を聞きながら、自分のことみたいに泣いてくれて、
一之瀬くんと結城くんは、静かに私の話を聞いていた。
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瑠奈ちゃんたちが名残惜しそうに帰った後。
私は、ドサッとベッドに横になった。
「星祈、大丈夫?」
「うん、大丈夫。ちょっと、ホッとしたら、肩の力が抜けちゃって」
「そっか…。星祈は頑張ったよ」
碧都は、私の頭を優しく撫でてくれる。
碧都と手を繋いだ時も、こうやって、頭を撫でられてる時も、碧都の手は私を安心させてくれる。