君とみたあの夏の流星群。
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【碧都side】
───星祈の誕生日の前日
最寄り駅から電車で15分。
俺は、星祈の誕生日プレゼントを買いにショッピングモールに来ていた。
こんなギリギリになって、誕生日プレゼントを買いに来たのには理由がある。
誕生日プレゼントなら去年も渡していたけど、プレゼントするなら自分のお金で買ったものをプレゼントしたいと思い立ったのが、ちょうど2ヶ月前。
それから、近くのコンビニで週2、3回の頻度でバイトをして、ようやく、先月分のバイト代が入って、今日、買いに来たというわけだけど……
俺は、近くの休憩スペースのベンチに項垂れ、頭を抱えた。
去年とは違う、何か特別なものを渡したいと思って、女子が好みそうな店を片っ端しから見て回って2時間。
今だに誕生日プレゼントが買えていない。
はぁ…、桐葉にでもアドバイスを聞いておくんだった。
「……って、後悔しても遅いか」
【碧都side】
───星祈の誕生日の前日
最寄り駅から電車で15分。
俺は、星祈の誕生日プレゼントを買いにショッピングモールに来ていた。
こんなギリギリになって、誕生日プレゼントを買いに来たのには理由がある。
誕生日プレゼントなら去年も渡していたけど、プレゼントするなら自分のお金で買ったものをプレゼントしたいと思い立ったのが、ちょうど2ヶ月前。
それから、近くのコンビニで週2、3回の頻度でバイトをして、ようやく、先月分のバイト代が入って、今日、買いに来たというわけだけど……
俺は、近くの休憩スペースのベンチに項垂れ、頭を抱えた。
去年とは違う、何か特別なものを渡したいと思って、女子が好みそうな店を片っ端しから見て回って2時間。
今だに誕生日プレゼントが買えていない。
はぁ…、桐葉にでもアドバイスを聞いておくんだった。
「……って、後悔しても遅いか」