君とみたあの夏の流星群。
□□□
体育祭は、終盤を迎え……
最後の競技のリレーが行われる。
学年での合同練習の時は、全員参加だったけど、体育祭本番のリレーは選抜メンバーの生徒だけ。
だから、私は、参加せずに、じっと、生徒の待機所から見守る。
そんな中、周りの女の子たちが声援を上げていた。
『皐月くーん!頑張ってー!』
『皐月くーん!ファイトー!!』
「碧都!頑張って!!」
女の子たちの大きな声援がされる中、私の声が、碧都に聞こえるわけがない。
私の声が碧都に聞こえるはずもなく、遂に……
アンカーの碧都の元へと、バトンが渡った。
体育祭は、終盤を迎え……
最後の競技のリレーが行われる。
学年での合同練習の時は、全員参加だったけど、体育祭本番のリレーは選抜メンバーの生徒だけ。
だから、私は、参加せずに、じっと、生徒の待機所から見守る。
そんな中、周りの女の子たちが声援を上げていた。
『皐月くーん!頑張ってー!』
『皐月くーん!ファイトー!!』
「碧都!頑張って!!」
女の子たちの大きな声援がされる中、私の声が、碧都に聞こえるわけがない。
私の声が碧都に聞こえるはずもなく、遂に……
アンカーの碧都の元へと、バトンが渡った。