君とみたあの夏の流星群。
★第3章
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【星祈side】
「───以上で、話は終わりだ。
だが、くれぐれも羽目を外し過ぎないように!」
先生の長い話が終わると、教室はザワザワと騒ぐ声で溢れだす。
もちろん……
私も例外ではなくて浮かれていた。
何故なら……明日から夏休みが始まるから。
去年は、受験で夏休みを感じることなく終わってしまったけど、今年は受験もないし、高校生になって初めての夏休みということもあって、私は、期待で胸が高鳴る。
「星祈ー!夏休み遊びに行こー!!」
いつもよりテンション高めの声で、瑠奈ちゃんが私に声をかけてくる。
「もちろん!!ところで、瑠奈ちゃんは行きたい所とかあるの?」
私がそう聞くと、瑠奈ちゃんは腕を組んで悩み出す。
「うーん、行きたい所あり過ぎて悩むわー。じゃぁさ、行きたい所思いついたら、連絡するってことでどう?」
【星祈side】
「───以上で、話は終わりだ。
だが、くれぐれも羽目を外し過ぎないように!」
先生の長い話が終わると、教室はザワザワと騒ぐ声で溢れだす。
もちろん……
私も例外ではなくて浮かれていた。
何故なら……明日から夏休みが始まるから。
去年は、受験で夏休みを感じることなく終わってしまったけど、今年は受験もないし、高校生になって初めての夏休みということもあって、私は、期待で胸が高鳴る。
「星祈ー!夏休み遊びに行こー!!」
いつもよりテンション高めの声で、瑠奈ちゃんが私に声をかけてくる。
「もちろん!!ところで、瑠奈ちゃんは行きたい所とかあるの?」
私がそう聞くと、瑠奈ちゃんは腕を組んで悩み出す。
「うーん、行きたい所あり過ぎて悩むわー。じゃぁさ、行きたい所思いついたら、連絡するってことでどう?」