君とみたあの夏の流星群。
「よし、じゃぁ、洗い物は一旦中断して、ほら、リビングで一緒に見ましょ!」
お母さんに半場強引に、私と碧都は、キッチンから連れ出される。
リビングの椅子に座って、テーブルには、お母さんが持ってきたアルバムが開かれる。
アルバムの1ページ目には、小さな2人の赤ちゃんの写真で埋め尽くされていた。
「わぁー!!コレ!!
星祈と碧都くんの赤ちゃんの頃の写真。懐かしいー!」
お母さんは嬉しそうに写真を指さした。
「えっ?コレ、私と碧都なの?!」
「ふふっ、小さい頃から2人で一緒にいたから、ご近所さんからは、双子の兄妹だと思われてたのよ?笑」
「ちょ、恥ずかしいから!」