君とみたあの夏の流星群。

瑠奈ちゃんの提案で、お互いの浴衣を選ぶことになった私と瑠奈ちゃんは、お店の中で、二手に別れて、浴衣を選ぶ。


うーん……

瑠奈ちゃんは、どんな浴衣が似合うんだろう…。


私の瑠奈ちゃんのイメージは、明るくて、元気で、優しくて……


あっ、そしたら───


私は、1着の浴衣を手に取って、瑠奈ちゃんと合流する。


「じゃぁ、あたしから!
星祈に似合いそうな浴衣はコレ!!」

全身の鏡の前に立つ私の前に、瑠奈ちゃんが浴衣を当てる。


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