君とみたあの夏の流星群。
□□□


「着いたよ」


おじぃちゃんは家の側に車を停めた。


車から降りると、家の玄関前で、おばぁちゃんが、手を振って待っている姿を見つける。


「おばぁちゃんー!久しぶり!!」


「いらっしゃい!星祈ちゃんとお友達の皆さん」


「「「星祈(七瀬さん)のおばぁさん、こんにちは!」」」


「ふふっ、さぁ、中へどうぞ」


おばぁちゃんに招き入れられ、私たちは家の中に入る。


「疲れたでしょ?」と言って、おばぁちゃんが入れてくれた麦茶を私は、ごくごくと飲み干した。

おばぁちゃんは微笑みながら、

「星祈ちゃんが、ここへお友達を連れてきてくれて、おばぁちゃんすごく嬉しいわー。
お腹空いてると思って、お昼ご飯作っておいたけど食べるかい?」


「うん!」

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