君とみたあの夏の流星群。
テーブルの上には沢山の、料理が並べられて、久しぶりに食べるおばぁちゃんの手料理に、私の頬は思わず緩む。
いつもは、お母さんと2人で来ていたけど、今回は違う。
だから、もっと楽しいんだと思う。
また、来年も来れたらいいな……
と、思いながら、私は、夢中でおばぁちゃんの手料理を食べていた。
「星祈のおばぁさんの手料理、本当に美味しいです!あたし、料理出来ないので本当、尊敬します!」
瑠奈ちゃんは、次々に口に、ご飯を運んでいく。
「ふふっ、そう言われると作ったかいあったわー」
おばぁちゃんは、とても嬉しそうに笑う。
碧都と一之瀬くんにいたっては、お腹が空いていたのか、無言で黙々とご飯を口に入れていた。
お昼ごはんを食べ終えて、私たちはおばぁちゃんに2階にある部屋をそれぞれ、案内してもらい各部屋で過ごすことになり、一度、別れた。