君とみたあの夏の流星群。
「好き」が溢れる
■■■
【星祈side】
神社の近くになるに連れて、静かな通りもザワザワと人の声で騒がしくなる。
「うわぁー、結構、人居るんだなー」
「星祈!見て!!屋台もすごくいっぱい出てるよ!!」
瑠奈ちゃんは、沢山の屋台を指さして、目を輝かせている。
ふふっ、きっと、瑠奈ちゃんは、屋台目当てで縁日に行きたい。と思ってたんだろうなー。笑
「えっ?」
グイッと後ろから手首を掴まれる感覚がして、私は、後ろを振り向く。
「あ、碧──っ?!」
私が声を出すのを抑えるかのように、私の手首を掴んでいない方の手で、碧都に口を塞がれる。
「シーッ!星祈、こっち来て」
碧都は、私の手首を掴んでいた手を一度離して、今度は、手を取ってから、
瑠奈ちゃんと一之瀬くんが行った方向とは、反対方向に進んでいく。
【星祈side】
神社の近くになるに連れて、静かな通りもザワザワと人の声で騒がしくなる。
「うわぁー、結構、人居るんだなー」
「星祈!見て!!屋台もすごくいっぱい出てるよ!!」
瑠奈ちゃんは、沢山の屋台を指さして、目を輝かせている。
ふふっ、きっと、瑠奈ちゃんは、屋台目当てで縁日に行きたい。と思ってたんだろうなー。笑
「えっ?」
グイッと後ろから手首を掴まれる感覚がして、私は、後ろを振り向く。
「あ、碧──っ?!」
私が声を出すのを抑えるかのように、私の手首を掴んでいない方の手で、碧都に口を塞がれる。
「シーッ!星祈、こっち来て」
碧都は、私の手首を掴んでいた手を一度離して、今度は、手を取ってから、
瑠奈ちゃんと一之瀬くんが行った方向とは、反対方向に進んでいく。