きみは俺だけの彼女



「雪姫、何食べる?」

高速のサービスエリアで休憩がてら早めの夕飯を食べようと物色中。



「う〜ん、そこまでお腹空いてないからなぁ……」

貼り出された各種メニューを見上げて悩む雪姫が可愛い。




雪姫達が通ってた小学校近くで車を停めると数分で雪姫達が来て無事合流できた。

俺も奏波嬢も車に乗ったままで、運転手が雪姫達の荷物を積んでる間に二人は車に乗り込んできた。

前回同様、奏波嬢の隣に雪姫が乗り込んだので気付かなかったが、車を降りた雪姫はスカートを履いていた。



雪姫の私服が可愛いすぎる。


細かい折り目がいっぱいのこげ茶色のロングのスカートに、もこもこでゆったりとした白いセーター。

シンプルだけど雪姫に似合ってて思わず抱きしめたくなる服だ。

この前はパンツスタイルだったから……
いや、もちろんそれも似合っていたが、スカートになるだけで女の子らしさが増すからな。

そういや、前回の寝る時に着てたシンプルなワンピースは奏波嬢が用意したものだから私服ではないな。



とにかく、まるでモコモコのうさぎかと思わせるモフモフ感の雪姫が可愛いすぎてヤバい。


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