漆黒の太陽

ヨロヨロと、家に帰ると、

全員帰っていた

母も

父も

妹も

兄も

すると、

父が、

「遅かったな、こい」

そう言い、私の髪を掴み、引っ張る



イタイ



リビングに行くと、殴られた

容赦なく

けれど、決して顔は殴らない

約30分後

家族は、スッキリした顔をして、まるで今までの出来事が、無かったかのように、別のことをし始めた

私は、ズキズキと痛む身体を無理やり起こし、動いた

家には、いたくなかったので、外へ

人と会いたくなかった

だから、いつもの高台へ行く

そして、1番高い木の上に登る

『はぁ〜』

大きいため息をつく

高い空を見ていると、落ち着く

そして、ぼーっとしていると、


「おい」

と、声をかけられた

チラリと見て無視をする

すると、「降りてこい」
と言われた

正直、今日の出来事もあり、男の人は、怖い

すると、木を揺らしてきた

さすがに落ちそうだったので仕方なく降りた

、、、、離れて


「おい、お前死ぬのか？」

『、、、、誰』

「ん？俺はｶｲだ」

『そう、、、、』

私は、興味が無かったので、帰った

後ろで「ククっおもしれぇ」
と言っていることも知らずに