漆黒の太陽
カイ side



俺は族同士の抗争が終わり、家に帰る時だった

ふと、高台に目を向けると、女の姿があった



美しかった




ただ、木の上で今にも消えていきそうだった

そう思っていると、いつの間にか声をかけていた

すると、こちらをチラリと見るが、無視された

どうしても話がしたくて、木を揺らした

すると、天使のように、フワッと降りてきて、心底迷惑俗に、俺が誰かと聞いてきた

そして、去っていった











これはこの日

この瞬間















恋をした






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