諦めた心

次に目を覚ますと
バスローブを着て
哲也さんに抱き締められていた。

それが、すごく嬉しくて
てっちゃんにすり寄り
てっちゃんの胸に頬をあてる
「目が覚めたか?」
「うん、半分。
てっちゃん、ありがとう。
こんな私を愛してくれて。」
と、言うと
私を自分の体の上に抱き上げて
「一華、こんな··私とか言うな。
俺の一華は、綺麗で可愛くて
頑張り屋で優しいんだ。
こんなじゃなくて
素晴らしい女性なんだ
わかったか。」
と、言ってくれたから
「うん、うん、ありがとう。
てっちゃん、大好き。」
と、てっちゃんの首に抱きつくと
「ああっ、寝たむすこがおきるぞ。」
と、言うから笑っていると
バスローブから器用に下着を取られ
下から哲也さん自身が
入ってきた

圧迫感にヒヤッと声が漏れ
「よい眺め」
と、下から見上げるてっちゃん
バスローブの間から
胸先を触られ、脱がされて
甘がみされて吸い上げられる

てっちゃんに良いようにされて
手も足も動かせないほど
疲れてしまったが
心は幸せいっぱいだった。
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