世界でいちばんのお兄ちゃん2
その日の夜


瞭兄が居なくなって、4人で食べる夕食


いつもより、美味しくなかった




「結菜?大丈夫?」

心配そうに見る幸兄

「瞭兄...ほんとに居なくなったんだね」

静かな部屋に細ぼそしい声が響く


「うん。俺も寂しいな」

いつも一緒にいたのに

「幸兄は、居なくなんないでね?」

そう言うと幸兄は

「当たり前だ」

そう言いながら恥ずかしそうにしていた
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