君といっしょに Second


「大丈夫ですか ?
発作止めたいので
診察室連れていきますね 」


白衣をきた陽翔と同じぐらいの年の人が声をかけてくれて、結愛を抱き上げた。


発作!?
混乱するけど、そのままその男の人についていく。



「先生に合わせて深呼吸してね
吸って………吐いて………」


「ゲホッ……スー ハー………」


涙目になりながらも、どうにか言うとおりに呼吸をしてくれた。


数分後には、グッタリ状態だったけど呼吸は落ちついた。


「グスン ママ、怖かった 」


泣きながら白衣の男の人から離れて
私のところにきた結愛…




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