君といっしょに Second
だって………
私が、弱いから
健康な体に生んであげられなかった
だから結愛が病気になっちゃったんじゃないか…
それに、私のせいでこれから、たくさん結愛に我慢させなきゃいけない…
昨日も今日も走り回ろうとしていたけど、何度も止めた。
結愛に注意する度、心がチクチクと痛む
「結菜、苦しそうな顔しているけど
1人で抱えこまないで。
俺もいっしょだから 」
涙がなかなか止まらないから、声をかけてくれる陽翔…
「ごめんね…ずっと不安だったからちょっと疲れてて。
でも、陽翔がいてくれればもう大丈夫だよね ありがとう 」
私のせい…
そんなこと言っても暗くなるだけだから
あえて笑顔でを作った。
「でも、もっとギューして 」
弱音を吐く変わりに陽翔の腕の中に入った。