君といっしょに Second
「………うん 」
そう言う結菜だけど…
かすかに震えている
やっぱり針刺すのは怖いよな………
「なるべく痛くないようにするから…」
そう声をかけて頭を撫でてから、
点滴を自分の部屋にとりに行く。
「………結菜、じゃあ手もつよ
ごめん………」
ギュッ…と目をつぶる結菜の腕とり
消毒してから針を刺す
「………痛ッ」
涙を浮かべる結菜………
「…痛くして、ごめんな
よく頑張ったな」
…結菜の涙を指で拭う
「痛かったけど…大丈夫だよ
ありがとう…」
そんなことを言ってくれる、結菜が愛おしくて、結菜の隣に座ってピッタリとくっつく…
ずっと、こうしていたいけど、
時計をみるともう7時半になっていて
そろそろ仕事にいかないといけない時間。