君といっしょに Second
「本当悪かった。
早く帰ってくるって言ったのに、ごめん」
仕事が忙しかったから…
なんて一切言わずにただただ、抱きしめて
謝ってくれる。
「ごめんね…仕事だったんでしょ…?
…グスン……でも寂しかった。 不安だった」
自分でも手が震えているのがわかるくらいだったけど、陽翔の背中に回す。
陽翔の温もりに包まれると
どうしても甘えたくなっちゃう…
「今日は、特に甘えんぼうだな
可愛いすぎ………」
そう言って、私を顔を見たあと………
「やっぱり、今日も辛かった ?」
そう問いかけてくる。