君といっしょに Second
「…吐き気が、止まらなく………辛かった
………陽翔に………助けてもらいたかった
グスン………ヒック …ワーン」
陽翔に頼りたい………
けど自分でなんとかしなきゃ………
2つの真逆の気持が葛藤して
どうしていいかわからなくて大声で泣いてしまう。
でも結局、本心は陽翔に頼って思いっきり甘えたい…
「よしよし、辛いのに助けてあげられなくてごめん、もう大丈夫、大丈夫だから 」
そう言いながら、背中をさすってくれたから
少しだけ落ちついた。
「私の方こそごめんね
…………しっかりしないといけないのに
さらに弱くなってる…」
もっと、強くなりたいのに…