君といっしょに Second
陽翔は2人きりになると私の顔に手をおきながら
声をかけてくれる。
「結菜、入院怖い…?」
「…大丈夫………赤ちゃんのためだから 」
本当は大丈夫じゃないよ………
やっぱり病院なんて大嫌い………
入院するの納得はしている
でも、泣きそう………
「無理しないで…顔に出ているから」
「…怖いし………寂しい 」
「そっか………俺も結菜が家にいないと寂しいな。 でも気持ち悪いの治って食べられるようになったらすぐ帰れるから大丈夫だよ
辛いの変わってあげられなくてごめん
でも、支えるから 」
顔を撫でながらそう言ってくれた。
自然と笑顔になってくる。
「…うん、ありがとう
早く帰れるように頑張る…」
「やっと、笑ってくれた。
じゃあまた来るからね
いつもありがとう」
「…うん、少し元気でた」
私がそう言うと
陽翔は頬にキスをしてから出て行った。