君といっしょに Second

「結菜、えらいよ」

頬にキスをされる。

「…もう 」

嬉しいけど恥ずかしくて
こんなことを言ってしまう………


「結菜は頬じゃ不満なのか
退院したらここにたくさんキスしてあげるから」

私のくちびるを触る陽翔………


「………………」


恥ずかしすぎて
体が熱くなってくる。


「まあ、この調子なら退院もすぐできるから
覚悟していて」

なのに陽翔はさらにドキドキするようなことを………

いじわる陽翔復活…


「………もう知らない」

「ごめん、許して結菜」


そんなふうにお願いする陽翔に抱きついて


耳もとで

「…大好きだよ」

とささやいた。


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