君といっしょに Second
「そっか………やっぱり赤ちゃんのことが心配だよな…
でも、結菜はすごく頑張っているよ…
毎日、毎日、俺たちの赤ちゃん守ってくれているんだから。
俺じゃ、できないから本当にありがとう」
赤ちゃんがちょうどいるあたりを撫でて
そう言ってくれる。
「グスン…ありがとう………」
さらに涙が溢れてくるけど、
陽翔が涙をすくっていく………
「ただ、何も食べないと、ちょっと心配だから、果物だけでも食べられる ? 」
「………うん」
正直さっき吐いたばかりで
不安だったけど、そうこたえる。
「じゃあ持ってくるからな」