君といっしょに Second

「 ただいま 」

ひさしぶりの家…

もう私は普通に歩けるけど

陽翔が心配だからと言って
抱っこして家まで連れてきてくれた。


「結菜、ソファーに連れて行くね 」


そのままソファーまで連れていかれて座らされる。


そして、

「結菜、おかえり 」


ーチュッ
唇にキスをされる。

長い間口づけされて
さらには舌まで口の中に入ってきた。


少し苦しくなって、陽翔の胸のあたりをたたく…


「…はぁはぁ」


「ごめん、 ひさしぶりに元気そうだったからつい。 それにあと1ヶ月ちょっとすれば、忙しくて、こんなこともできなくなるし 」


そっか………
結愛には早く帰ってきてほしいけど、
こうして夫婦2人だけていられるのはあと少しだけだもんね…

大切にしよう。


自分でも顔が真っ赤になっているのがわかるくらいだったけど、そう思った。






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