君といっしょに Second
ん…?
布団が動いて目が覚める…
「………陽翔、ごめん…………
今から…朝ごはん作る…から
ちょっと待って…ケホッ ゴホッ……」
顔も真っ青
咳も出ている。
「結菜、その前にちょっとおいで」
結菜を抱っこしてみると
すごく熱くてビックリする。
「結菜、具合悪いでしょ
熱計って…」
「嫌…大丈夫だから…ケホッ ゲホッ………」
医者じゃなくても具合悪いのわかるくらいなのに…
結菜は熱があると、痛いことされるって思っているからな………
「…怖くないから大丈夫だよ 」
後ろから抱きしめて、体温計を入れる。