君といっしょに Second

「…本当に………ごめん
迷惑かけて…」


ほら、また俺のこと気にして…


「俺はもっと頼ってほしいな…
頑張りすぎなくて良いんだよ…」


そっと、結菜を抱きしめて、そのまま服の中に手を入れて診察する。

結菜は力が入らないみたいで俺によりかかっているし、
息も上がっていて,かなり辛そうだ

まぶたも見てみると
貧血の症状も出ていて…
そうとう無理をしていたことがわかる。


「結菜、後で俺といっしょに病院行こう」


「嫌っ…グスン…行かないの………」

しっかり者のお母さんだけど
病院嫌いなのは相変わらずだな…

そんなとこが可愛いけど…




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