君といっしょに Second
結菜side
ん…?
もう夜…?
窓から少し外を見てみると、
暗くなっていて、さっきやったはずの
点滴も外されていた。
私、こんなに寝ていたんだ…
朝より少し体も軽くなっている気がする。
ーコンコン
ガラッ…
「結菜、起きていたのか…
さっき熱測ったら下がっていたよ。
でも、まだ微熱はあるから安静にして
じゃあ、俺も仕事終わったし、帰ろっか」
「…うん」
ベットから立ち上がろうとすると
陽翔に支えられる。
「大丈夫、歩ける? 」
顔をのぞきこみながらそう聞いてくれる
「…多分大丈夫、歩ける」
そう言って、歩き始めると
さりげなく手を握って歩いてくれる陽翔…
そして、手を繋いたまま車へいく…