君といっしょに Second

「グスン…ヒック …グスン…あ…りが…とう」

座ったまま一人で泣いていたけど、

5分ほどすると

床の掃除をしてくれた陽翔が
ソファーに座って
私を膝にのせてくれた。

そして、私の頭とお腹を交互に優しく撫でてくれる。


「愛してるよ、結菜もお腹の赤ちゃんも」

「私も、陽翔も赤ちゃんもすっごく大事」

お互いにそう言って、いい雰囲気になってきたけど吐きすぎて少しぐったり………


そんな私の様子を見て

「じゃあ、結菜、服着替えようか?
体は拭くだけでも良いんだけど、シャワーだけ浴びて洗う? 」

陽翔がそう声をかけてくれる。




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