君といっしょに Second

「結菜、もう大丈夫だから…

結愛はワクチンの副作用で熱を出した
だけだから…これ以上熱を上げないように
安静にしていれば良くなるよ 」


そう言って、抱きしめてくれる陽翔…


「…グスン………結愛が急に熱を出して
…ヒック……不安だった……ヒック…怖かった……」


「………そうだよな
よしよし…もう怖くないから…
すぐ俺を呼んでくれてありがとう 」


抱きしめながら、頭を撫でてくれた。

「陽翔こそ…すぐ来てくれてありがとう 」


陽翔はニコッと笑って

「結菜が呼んでいたら飛んで行くに決まっているだろ。 俺にとって結菜と結愛はかけがけのない存在なんだから 」

そう言ってくれた。


「陽翔…大好き………」


「俺もだよ。

じゃあ、結愛も大丈夫そうだし俺も今日は終わりだから帰るか 」


「うんっ 、病院の臭い嫌だから早く帰ろう」


結愛を抱っこして陽翔と診察室を出た。






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