君といっしょに Second
「結愛、起きて 」
寝室に入り、結愛の肩を揺らして起こす。
「…………………」
ゴロンと動くもののなかなか起きてくれない。
昔の私みたいに朝起きるのも苦手みたい…
「結愛、幼稚園行かなくていいの
お友だちと遊ぶんでしょ ?」
「…うん、起きる 」
さっきまで開かなかった目が
やっと開いた。
結愛は甘えんぼうで、入園してすぐは
幼稚園行くだけで泣いていたけど
今はもう幼稚園大好きみたい
「ご飯できているからいっしょに食べようか」
「うん、やったー! 」
結愛と幼稚園の話しをしながら、朝ごはんを食べて、着替えたりしていたら、
あっという間に幼稚園に行く時間に。