君といっしょに Second


「結愛、起きて 」

寝室に入り、結愛の肩を揺らして起こす。


「…………………」


ゴロンと動くもののなかなか起きてくれない。
昔の私みたいに朝起きるのも苦手みたい…


「結愛、幼稚園行かなくていいの
お友だちと遊ぶんでしょ ?」


「…うん、起きる 」


さっきまで開かなかった目が
やっと開いた。


結愛は甘えんぼうで、入園してすぐは
幼稚園行くだけで泣いていたけど

今はもう幼稚園大好きみたい


「ご飯できているからいっしょに食べようか」

「うん、やったー! 」


結愛と幼稚園の話しをしながら、朝ごはんを食べて、着替えたりしていたら、

あっという間に幼稚園に行く時間に。



< 97 / 116 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop