好きって言わせるから。
こうしてもう1つの賭けを始めるも。
3対3でなかなか決着がつかない。
黒瀬も本気っていうか…なかなかシュートを打たせてくれない。
ちょっとだけ休憩してるときだった。
さっきまで心桜がいた場所を見てみればいなくなってて、なんとなく外にでて心桜を探してみたら泣きそうになる清野さんが俺にしがみついてきた。
「叶斗くんお願いっ! 私が先輩たちに囲まれてたら今度は心桜ちゃんが…っ」
助けてという清野さん。
それだけで十分なにが起こったてるのか理解できる。
焦って駆けつければ足を痛めて座っている心桜がいた。
痛いくせに。泣きそうなくせに強がる心桜。
俺が連れてくって言っても断るし。
やっぱり俺じゃなくて黒瀬がいいのかよ。