好きって言わせるから。
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「ていうかさ、さっき何してたの?」
「さっき…?」
帰る道の途中でそんなことを聞かれるも叶斗の言うさっきが分からなくて思考をフル回転させても何のことを指してるのか分からない。
聞き返すと黙ってしまった叶斗はどこか不機嫌そう。
「俺さ、まだ怒ってるんだけど?」
「っ、」
叶斗の家に連れて来られるとバンっと扉が閉まってそれと同時に叶斗にベッドへと押し倒される。
「黒瀬にいっつも捕まってさ、こんな風にされて。俺が怒らないとでも?」
「っ、ま、待って……っ」
「待てない。この前だって黒瀬と一限目さぼって…、ほんとムカつく」
「…っ、や…っ」
何をしても叶斗の力には敵わなくて、強引に唇を奪われるとすぐに酸素が回らかくなってしまう。
「かな……っ」
喋ろうとするたびに角度を変えてきて離してくれそうにない叶斗。