好きって言わせるから。



「見ないよ。だってそんなものないし。最初から見るつもりもないよ?」


「っ、うそ…」



今の叶斗はとても満足そうな笑みをしている。



じゃ、じゃあ私…



「心桜からのキスもたまにはいいかもな」


「なっ!!」



いじわるすぎる…っ



こんなの私がただ恥ずかしい思いしながら叶斗にキスしただけじゃん‼




「もうしないからっ」



こんなにも叶斗の意地悪にはまってしまうなんて…




「じゃあ俺からはしてもいいってことだよな」



「っ、なんでそうなる……っ!!」




なんでそうなるのって言おうとしたのに叶斗の唇によって遮られて。






───次はもっといいの期待してるから





と耳元で囁きながら甘いキスが落ちてきたのであった。







fin.

2020.07.04.
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