好きって言わせるから。
って、今はそんなの関係なくて…
叶斗に帰ってほしくない…
怖い…から…
もうちょっとそばにいて欲しいの…
幽霊がいるかもしてないのに1人で家にいるなんてできないよ…
なのに叶斗は…
「うん。もう遅いし帰る」
「っ……叶斗のばか…」
「バカ……って、お、おい心桜!」!
どうしてさっきは怖いって分かってくれたのに今は分かってくれないの……っ、
焦ってる叶斗の声が後ろから聞こえたが、私は自分の部屋に駆け込んだ。