俺の彼女は魔法使い
昼休みが終わりかけて教室を移動すると、はいお決まりの座席表

見にくい座席表を見て、大教室の階段を上がっていくと、例の如く彼女が俺の座るべき席の横に腰かけていた

『え!?これも!!』

と俺は心の中で叫んだ

彼女は俺に気がつくと、少し目を見開いてから、朝と同じように俺を席に通した

そんな彼女を見ながら『歴史好きなのか?』と心の中で考える

西洋史にアジア史、俺はまだ取っていないけれど、もしかしたら日本史も取っているのかもしれない

偶然ってあるんだなぁと思いながら、俺は3限目のテストを何とかして終わらせた


< 13 / 284 >

この作品をシェア

pagetop