俺の彼女は魔法使い
ようやく目的地である神社について、俺たちは車を降りた

そこは近所の神社で、そこそこ有名なところ

そのため結構人もいるし、出店も多い


「おぉ~、結構広い」


だんだん男4人の中にいるのも慣れてきたのか、彼女の話し方もいつものように戻ってきている


「一応由緒正しい神社だからな」


俺がそう言いながら彼女の横に並ぶと、その反対側にすかさず秀哉が並んだ

全く抜け目がない

そんな俺らの後ろを悟と櫂が歩きながら、境内へと5人で向かう

まず入口の御手洗で手を洗う

正式には手だけでなく口の中もゆすぐのだが、これは寒いし、後ろに並んでいる人がいるしで、省略させてもらった

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