俺の彼女は魔法使い
「ほんまやな」と俺がそれに答えると、彼女はその雰囲気とは違って、とてもよく話す人だった

見た目は大人しそうな感じで、服装も社学の人間にしては落ち着いている方だったから、意外で驚いた


「ってか、昨日も西洋史一緒やったやろ!!もしかして教職やってる??」


彼女は何だかうれしそうに、そう俺に尋ねた


「とってる、とってる」


と俺が言うと彼女は「わぁー、仲間!!」とよりうれしそうに言った


「でもほんまこのテスト受けたくないねんけど!!」


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