俺の彼女は魔法使い
学校の裏庭
右から2つ目の窓は、昔から建て付けが悪い
窓をクイッと下から動かすと、鍵が簡単に開いてしまう
それは今も変わっていなかった
『もしかしたら直ってるかもな』と思っていた俺自身も驚いてしまう
「学校のセキュリティって、前から思ってたけどどこもあり得ないぐらいに不用心だよね」
俺の行動を後ろから見守っていた彼女が窓を見つめながら呟いている
これには『同感だ』としか思えない
窓をひょいっと越えて中に入ると、学校独特の静けさが広がっていた
これが夜だったら本気で出そう、と思っていると後ろからコツンとクツの音が響いた
振り返ると、彼女はわけもないといった感じで廊下に降り立っていた
「お前、その恰好でこの窓越えたの……?」
「越えたよ?ちょちょっとね♪」
スカートの彼女が入りやすい所を探そうとしていたので、その手間は省けたが……
強すぎる……
右から2つ目の窓は、昔から建て付けが悪い
窓をクイッと下から動かすと、鍵が簡単に開いてしまう
それは今も変わっていなかった
『もしかしたら直ってるかもな』と思っていた俺自身も驚いてしまう
「学校のセキュリティって、前から思ってたけどどこもあり得ないぐらいに不用心だよね」
俺の行動を後ろから見守っていた彼女が窓を見つめながら呟いている
これには『同感だ』としか思えない
窓をひょいっと越えて中に入ると、学校独特の静けさが広がっていた
これが夜だったら本気で出そう、と思っていると後ろからコツンとクツの音が響いた
振り返ると、彼女はわけもないといった感じで廊下に降り立っていた
「お前、その恰好でこの窓越えたの……?」
「越えたよ?ちょちょっとね♪」
スカートの彼女が入りやすい所を探そうとしていたので、その手間は省けたが……
強すぎる……