俺の彼女は魔法使い
今日4回目のテスト返しの合図を聞いて、プリントをめくると、そこには文字・文字・文字の羅列

意味の分からないものから分かるものまでよりどりみどり

そんな嫌なテストを終えて教室を出ると、そこには俺より先に教室を出た彼女の姿があった

どこか遠くを見つめている彼女は、俺に気がつくとニコリと笑った


「テストどうやった?」


そう尋ねる彼女に「まぁまぁかな」と返すと、彼女は「私も微妙」と笑いながら言った

そんな短い会話を終えると、俺は彼女と別れた


「バイバイ」


と言う彼女を見て、俺は友達を待っているのかなとそんな事を考えた


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