俺の彼女は魔法使い
「う゛~死にそう……」


あれから数時間後

自分の部屋に帰る事が出来たのは、夜中の2時頃

大人4人は俺をつかまえて、思う存分世間話なり、近況報告をしながら飲みまくった

それに無理矢理付き合わされ、もうやってられない気分になる

元々、お酒にめっぽう強い!という訳でもないので、飲まされすぎると少なからずツケがまわってくる

良い子の皆、お酒は20歳からにすべきだ!!

いくら20歳目前

と言えども、飲むべきではないよ……

部屋の自分のベッドに腰掛けると、気持ち悪さに寝付けず、音楽を聴きながら軽く雑誌をめくる事にした

ヘッドホンから流れるロックを聴きながら、ペラペラと雑誌をめくっていると、音楽とは違う音が耳に入ってくる

それがドアの開く音だと気がついて、部屋の入口を振り返ると、そこには彼女が立っていた


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