俺の彼女は魔法使い
結局俺の身辺の奴らは『陽菜ちゃん』で統一されてしまっているのが嫌になるが、それよりも気になるのが、どうして慶太が彼女に用事があるのかだ


「いるけど……何でお前がそんなこと聞くんだよ!」

『何?またヤいてんの??違うよ、今度のスキー旅行に陽菜ちゃんも誘わないか?というお誘いをしようと思って』

「楠木を?でもそしたら彼女1人になるじゃねーか」


元々男2人で気ままに行こうと思っていた旅行だ

3人になったら逆にややこしいのでは?と思う


『あぁ、大丈夫。俺の彼女が行きたいって言ってるから、陽菜ちゃんもどうかなっと思って』

「つまり、ついでかよ!」


ツッコミを入れてから、彼女の方を振り返る


「楠木ぃ~、今度スキー行くんだけど、一緒に行く?」

「へぇ!?」



そりゃまぁ、驚きますよね~突然だから……


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