俺の彼女は魔法使い
「2月の半ばに慶太とスキー行こうって話してたの」

「そういえば、そんな事言ってたね……」

「あー、したような……で、慶太の彼女も来るらしいから、楠木もどうかってさ?」


うーんと彼女は黙って少し考えてから「行く…」と答えた


「行くけど、週末か週の頭にして?そしたらバイト休まなくてすむから……」

「だってさ……」

『え?何が??聞こえねぇ~』


当たり前だ、だって電話ごしなんだから

そう思いながら「楠木も行くってよ」と慶太に伝える


『OK!んじゃ、それで予定たてていこうぜ!』


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