俺の彼女は魔法使い
「これって……教会!?」


そこにあったのは、氷と雪で出来た教会

夜にはライトアップされており、その美しさがより一層際立っていた


「さっき滑ってる時に見つけてな!その時はちょうど式やってたんだけど……聞いたら今夜はもう式は入ってないらしくて……」


その言葉に彼女は俺を見つめる

その表情からは感情が読み取れなくて、困ってしまう


「何か反応してよ……不安になるんだけど!」

「え!?あ、ごめんごめん!!驚きすぎて放心状態に……。すごく綺麗」


そう言って笑う彼女を見て、ようやく安堵する


「中入ってみよっか♪」

「え!?それはダメなんじゃ!!?」

「ん?式入ってないから、公開してるって言ってたから大丈夫だよ」


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