俺の彼女は魔法使い
「にしても……何で彼女と旅行に来て、俺は今翔太と2人で部屋にいるわけ?」

「それ、俺に聞かれても困るんだけど……」

「こう照明を落としてさ、チョー良いムードに浸ってるはず!だったのに……」

「だから、ぼやくな」


ムッとした表情になって慶太はこちらを振り向くと、何か思いついたようにニヤッと笑うった


「じゃあ~この際だからお前に質問しまくってやる!」

「はぁ?」


訳の分からない事を言う慶太に顔をしかめていると、勝手に慶太は質問を開始する


「なぁ、結局陽菜ちゃんとヤッた?」

「……………」


忘れていた訳ではないが、一瞬フリーズする

そうだコイツはこういうヤツだった……


「だから、下品!」



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