俺の彼女は魔法使い
『翔太、今日陽菜ちゃんと一緒にいる?昼休みに、佳奈が陽菜ちゃんに会いたいってさぁ~アイツら一体どういう仲なわけ!?ってくらい仲良くない??』


泣きの絵文字が入っているのはスルーして、チラリと教授の方を一瞥してみる

この状態で後ろを振り向くのはヤバそうだ

そう思って彼女にメールを送ってみる


『佳奈が楠木に会いたいってよ?お昼一緒にどうかってさ……どうする??』


送信ボタンを押して少ししてから、彼女が後ろでケータイを操作しているのが気配で分かった

それから少しして俺のケータイが再び震える


『OK♪私も佳奈さんに会いたい!!』

『分かった、そんじゃそう送っとく♪』


そう彼女に送信してから、俺は慶太にメールを返した


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