俺の彼女は魔法使い
「陽菜ちゃーん」


食堂につくと佳奈が勢いよく彼女に抱きついてきた


「佳奈さん久々です♪」


そう彼女は笑顔で返すと「ほんとよぉ~」と佳奈は彼女のおでこをつつく

本当に、どういう関係なんだろう……

少々不安になりつつも、佳奈が『女』だという事を信じて邪念を払う


「ってか、陽菜ちゃんまた『佳奈さん』になってる!佳奈で良いって!!またはカナッペとか?」

「うーん、でも何か『佳奈さん』って感じなんだもん!」

「そんじゃ、100歩譲って『佳奈ちゃん』は?」

「『佳奈ちゃん』って……キャラじゃねーじゃん、お前………」


「それが彼女に言うセリフ?」と佳奈が慶太に突っかかる中、俺と彼女はテーブルを確保する


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