俺の彼女は魔法使い
「確かにカッコよかったわよね~しかも28歳か……まだまだ射程距離内って感じね♪」

「あー?28だろ?9つ上?あ~でもありなのか……」


互いに言いたい事を言い合う慶太と佳奈の言葉に、俺のテンションはどんどん下がっていく

そうして、佳奈がそんな俺に最後の追い打ちをかけていった


「まぁ、からかうのはここまでにするとして。翔太、マジでヤバいかも……」


いつになく真剣な顔で佳奈が俺を見るので、余計に不安になってしまう


「アイツはマジでヤバい……」

「どういう意味だよ、佳奈……」


俺の代わりに慶太が佳奈に尋ねると、佳奈は静かに言葉をつむいだ


「アイツは陽菜ちゃんのファーストキスの相手だ」


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