俺の彼女は魔法使い
それを聞いた瞬間に、彼女は目を丸くして俺を見た


「マジ!?ええなぁ、私は高校生ばっか…。もうすぐ夏講やし、テスト終わったらやることそれくらいしか無いわぁ。岩崎くんは、まだテスト続くん?」


次から次に、彼女から質問が飛び出してくる

そんなやり取りが少し続いていると、後ろから女の子の声が突然聞こえた


「陽菜ちゃん…」


彼女が驚いて振り返ると、そこには3人ほどの女の子


「私ら帰るけど、陽菜ちゃんどうする?」
「わ、ごめん!!私も帰る!!」


彼女はそう言うと、俺の方を向いて「じゃあね!良い夏休みを♪」と笑って、彼女達の所へと走っていった


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