俺の彼女は魔法使い
俺と彼女の出会いはこんな感じだった

ふと前に座る彼女をチラリと見て、去年の冬を思い出す


「な、何かニヤついてる?」


突然の彼女の問いに俺は現実に引き戻された


「ニヤついてねぇよ!!」


変に動揺し過ぎて、苦しい感じがしてしょうがない

『まぁ良いけど』と言いながら彼女は続けた


「ちょっとキモかったけどねぇ」


そう言って彼女は苦笑した

それを見て、俺は「ヒド!!」としか言いようがなかった

彼女と付き合い出したのは、出会ってからもっとあとの後の話

それは順をおって話そうか


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