俺の彼女は魔法使い
「よし、起きた」


日差しの眩しさから逃れようと体を起こした俺を見て、彼女は満足そうに笑った

彼女が部屋を出て行ってから、俺は観念して服を着替え始めた

台所で彼女が食事の準備をしてくれている、カチャカチャと鳴る金属音を聞きながら、俺はパーカーを着た



服を着替えてダイニングに出ると、彼女がご飯をよそっていた

今日は和食のようだ


「また、パーカー着てる」


彼女は苦笑しながらそう言うと、2人分の食事をトレーに乗せて台所から出てきた


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