俺の彼女は魔法使い
「あー、今日は寝坊したから、いっかって…」
「いっかって、て…。あ、そや今日、演習のグループ決めたんやで!岩崎くん、私とルナちゃんとグループな!!」


その一言には少し驚く

今日だったんだ、と思いながら俺は「そうなん?」と言って彼女の話の続きを聞く


「あ、だからメアド交換しといて!!」
「あ、そっか」


そう言いながら俺はケータイを取り出す


「どうしたらいい?私が送ろうか、それとも受けるべき??」
「あ、じゃあ送るわ」


ケータイで自分の番号を赤外線送信する画面にすると、俺は彼女の方に向き直る


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